

私は、ながく東京ニューシティ管弦楽団のマネジメントを行なってきましたが、そのなかでクラッシック音楽業界におけるオーケストラの運営や団員の地位、そして仕事における、さまざまな悲喜こもごもを数多く見聞きしてきました。
そのような環境にあって、クラシック音楽が世の中に存在している意味や、身近に触れてきた音楽の素晴らしさを考えるとき、クラシック音楽が果たす役割における理想と現実のギャップがあまりにも大きいことに、私は少なからず心を痛めておりました。
このたび、クラシック音楽業界を活性化したいという多くの仲間の情熱や志に触れ、議論を重ねるうち、私の描いている世界が手の届くところにあるかもしれないという思いをもつに至りました。音楽によって社会を変えることができるという確信が生まれてきたのです。
クラッシック音楽はこのうえない素晴らしさをもち、そして、間違いなく人間の心の奥底には無意識下におけるクラッシック音楽への憧憬があると私は考えています。
無謀で荒唐無稽な理想とご批判はあるとしても、クラシック音楽を啓蒙的に広めていけるのであれば、ある部分、荒廃している日本を救うことができるのではないかと思えるようにまでなりました。
単純にいえば、もっと、たくさんの人に音楽を聴いてもらいたい。楽しんでもらいたい。そしてもっと、豊かな心をもつ人が増えて欲しい。そんな思いでポルタミーロ株式会社を牽引していきたいと決意しています。
まだまだことを成し遂げるための経験は浅く、勉強しなければならないことばかりではありますが、音楽をもっと多くの人に伝えて行きたいという固い意思と執着、そして熱意には誰にも負けない自信があります。
常に謙虚に、そして誠意をもって支援者の方々の協力を仰ぎ、音楽家の方々がもてる力を十二分に発揮できる環境づくりを行なうことで、掲げる目標を必ず達成してまいりますので、皆様におかれましては、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。ポルタミーロ株式会社
代表取締役 渡辺晶子
渡辺 晶子 Akiko WATANABE
お茶の水女子大学外国文学科(仏語学専攻)卒業。
卒業後、埼玉県立高校の英語教諭を3年間務める。退職後、東京都北区王子「北とぴあ」ホールの事業係に在職し、クラシック音楽をはじめ、多ジャンルの主催事業を手がけ、文化芸術全般の知識を深めるとともに、地域の専門家、芸術愛好家たちとの交流及びコラボレーションについて学ぶ。